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danyromero’s diary

小説のレビューおよび、時々お酒のウンチクもアップしています。

MIST

第4章の「肝だめし」が終わる頃には引き込まれ、最後、いつもの池井戸作品のように、怒涛の引き込みが待っているものと期待していましたが、第5章の「霧の記憶」から何か展開がずれていくような感じがし、深く入り込むことができませんでした。リストの謎解きについても、「なるほど!」と思わせるほどのものでもなく、また、犯人が宮井だと言われても、序盤以降ほとんど登場することがなかったため違和感が残りました(霧の記憶の少年が宮井ではありますが…分かり難かった)。もう少し、宮井の行動や心情を盛り込んだ描写が欲しかったです。

MIST (双葉文庫)

MIST (双葉文庫)

 

読了日:2014年6月13日 著者:池井戸潤