danyromero’s diary

小説のレビューおよび、時々お酒のウンチクもアップしています。

銀翼のイカロス

半沢シリーズ4作目ですが、今回の半沢には貫禄さえ感じられ、シリーズ初期の頃にあった弱さや危うさが無くなってしまいったせいか、以前ほどの引き込みや感情移入はそれほどできませんでした。

しかしながら、随所に見せる半沢の男気ある決断(債権放棄の拒絶)や、乃原と白井大臣に引導を渡すシーンは痛快であり、十分に楽しむことはできました。

金融庁の黒崎には、してやられた感がありますが、次回作以降、三度対決はあるのでしょうか。

今回、政治絡みの話にまで発展しましたが、今後どのような舞台が想定されているのか、興味深いです。  

銀翼のイカロス

銀翼のイカロス

 

読了日:2014年10月13日 著者:池井戸潤

今作でも半沢がやってくれました。
しかも、政界相手に大立ち回りを演じ、最後の最後に痛烈な"倍返し"がさく裂しました!

そんな半沢の勝利を祝して、今夜は勝利の美酒を味わいたいと思います。

勝利の美酒というと、シャンパンのイメージが強いですが、私は大好きなカクテル(キューバリブレ(西南戦争でアメリカが勝利し、キューバの独立を祝うために生まれたカクテル))で酔いしれたいと思います。

このキューバリブレは、ラムをベースとし、そこにコーラを注ぎ、さらにライムを少量絞って軽くステアします。

ラムの種類は、勝利の深みを堪能するため、ダークラム(マイヤーズ)にしたいと思います。

ライムの酸味がほどよく口に広がる、まろやかで心地よい味わいのカクテルです。

 

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