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danyromero’s diary

小説のレビューおよび、時々お酒のウンチクもアップしています。

第三の時効

本書が横山作品のラスト作品となりましたが、ラストを飾るに相応しい、非常にレベルの高い作品だったと感じました。

6つの短編ともに読み手の先入観などを利用し、衝撃の結末に結び付けられる様は圧巻であり、見事の一言です。

また、強行犯捜査の3人の班長はキャラが立っていて、これまた絶妙な設定です。

個人的には三班の「天才型」の村瀬が好みです。しかし、本書で一番のお気に入りキャラは一班課員の矢代です。

生涯、誰にも言えず、癒されることの無い心の傷を持った彼が『ペルソナの微笑』で容疑者に吐いた渾身の言葉には心を震わされました。

第三の時効 (集英社文庫)

第三の時効 (集英社文庫)

 

読了日:2015年3月7日 著者:横山秀夫

 

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