danyromero’s diary

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プラチナデータ (幻冬舎文庫)

本書で興味を惹かれたのは、事件の真相に至る経緯等ではなく、DNAプロファイリングであり、現実社会でどこまで利用可能になっているのかといった部分です。
プロファイリング結果により、身体的特徴が明確に分かるものなのか。容貌に関して再現できるというが如何ほどのものなのか。
確かに人間の身体的特徴はDNAによって決まるのでしょうが、それを割り出すには膨大なDNAのデータベースが必要と思われ、現段階では難しいのではないかと考えます。
とはいえ、いずれ利用可能になる日はくると考えた時には、何か得体の知れない不安を感じます。 
プラチナデータ (幻冬舎文庫)

プラチナデータ (幻冬舎文庫)

 

読了日:2017年5月15日 著者:東野圭吾 

 

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