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danyromero’s diary

小説のレビューおよび、時々お酒のウンチクもアップしています。

不祥事

自分が読んだ池井戸作品で初の短編集でした。個人的には、短編集より長編ものの作品の方が面白いと感じました。本作の『激戦区』の落ちについて、「私にも、お手伝いできると思います。あなたの抵抗に」との落ちは、何かすっきりしないという思いと物足りなさが残りました。『腐魚』やラストの『不祥事』は、伊丹百貨店の御曹司が登場し、非常識な振る舞いの果てに、ともに鉄槌が炸裂する痛快な内容となっており面白かったです。その他の作品もまずますでした。他の短編集”銀行総務特命”、”銀行狐”もありますので、期待して読んでみたいです。

 

新装版 不祥事 (講談社文庫)

新装版 不祥事 (講談社文庫)

 

読了日:2014年5月6日 著者:池井戸潤