danyromero’s diary

小説のレビューおよび、時々お酒のウンチクもアップしています。

2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

シャドウ (創元推理文庫)

落込みへのプロセスにおいて、強引さを感じる部分はあります。にも関わらず、満足感の方が上回ります。 なぜかと言えば、本書には、思わず唸るような巧緻性があったり、クライマックスが来たと思ったら、その後に真のクライマックスが用意されている等、読者…

上機嫌の作法 (角川oneテーマ21)

今まさに不機嫌の中心世代(45歳以上)に差し掛かろうとしています。私自身、全員に対して不機嫌ではないのです。たった1人。いや、少し広げて2・3人といったところです。 この不機嫌を脱しきれない要因は「ふっきれない」ところにあります。頭から離れず…