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danyromero’s diary

小説のレビューおよび、時々お酒のウンチクもアップしています。

鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)

15年以上ぶりの再読です。本書には、涙なしでは読めない作品ばかりが収録されています。

最も印象的な作品は当時と同様、『ラブ・レター』でした。大の男の吾郎が、こどものように泣きじゃくる心境が私には分かります。

私自身、過去に祖父を亡くした際、式中は涙など出なかったのですが、控室に戻り、故人の笑顔の写真を見た瞬間から不意に涙が溢れ出し、どうにもこうにも止めることができず、何時間も泣きじゃくったことがあります。

この吾郎の描写は、浅田氏自身がその心情を分かっていて描いたであろうことが推察され、より心に響きました。

鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)

鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)

 

読了日:2016年4月21日 著者:浅田次郎

 

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