danyromero’s diary

小説のレビューおよび、時々お酒のウンチクもアップしています。

ようこそ、わが家へ (小学館文庫)

本書は長年積読となっていましたが読み終えて一言、面白かった!なぜもっと早く読まなかったのだろうかと、いまさらながら後悔しています。
表題を目にしたとき、なんとなくほのぼのした物語なのだろうと先入観を持ってしまい、後回しにしてしまった次第です。
しかし、読み始めてみると、戦慄とスリリングさが盛り込まれたノンストップ作品であり、あっという間の読了でした。
主人公の倉田は実社会ではパッとしない男ですが、真人間であり、我が家に帰れば一家の大黒柱でもあります。
家族が一致団結し、ストーカーと対決する姿に胸が熱くなりました。 
ようこそ、わが家へ (小学館文庫)

ようこそ、わが家へ (小学館文庫)

 

読了日:2018年10月29日 著者:池井戸潤 

 

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