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danyromero’s diary

小説のレビューおよび、時々お酒のウンチクもアップしています。

三つの名を持つ犬 (徳間文庫)

この物語が俄然面白くなってきたのは、振込め詐欺の末端要員である江口が登場してからです。

この江口は、親が残してくれたお金を投資とも言えない博打で溶かしてしまいます。世間を舐め、自堕落な生活を過ごした結果、底辺から這い上がれない状況となります。

彼には、幸せを感じる気持ちや希望がありませんでした。

しかし、都との関わりを通じて抱いた都への想い、そして、行動や対応は底辺から這い上がるきっかけとなりました。

人というのは、誰かを想う気持ち、幸せを感じる気持ちや希望があれば、這い上がることが出来ることを学んだ一冊でした。  

三つの名を持つ犬 (徳間文庫)

三つの名を持つ犬 (徳間文庫)

 

 読了日:2015年11月13日 著者:近藤史恵

 

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